『恋愛ごっこ小夜曲』今月はお休みをもらっていて、次回9話は3/1発売です。
「comic tint」は毎月第一金曜日発売です。
※リンク「comi ctint」公式HP←詳細・お試し読み
電子版はたまに無料キャンペーンをやってて、今ちょっと見てみたら2話まで無料になってるみたいなので、まだの方は普段お使いの電子書店さんで検索してみてください~🙌
(すでにお金払って読んで下さった方は、ひたすらありがとうございます😭)
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そして、なんやかやで『恋愛ごっこ小夜曲』はクライマックスに近づいてきております!(まだちょっと続くけど…)
そういえば、配信中の8話に「ゴルドベルグ変奏曲」を聴くシーンが出てきますが、これは千弦のキャラ作りのルーツにグレン・グールドさんがいるからです。
グールドは50年ほど前に活躍してたピアニストで、圧倒的な天才でありながら色々変な癖を持ち(夏でも手袋&マフラーとか、専用の低い椅子で歌いながらじゃないとピアノが弾けないとか…)、とにかく色んな伝説を残してる、今でもとても人気のある人です。
最初と最後に出したレコード(=デビュー作と遺作)が「ゴルドベルグ変奏曲」で、グールドの代名詞的な作品になっております。
なんで2回もレコードを出したのかというと、年齢を重ねるにつれ、本人的に最初に出した盤がしっくりこなくなってきたようで、全く違った解釈で録音し直すわけですが、そのすぐ後に病気で亡くなってしまい、それが遺作になったという…
ハツラツとしたデビュー盤と、円熟した後発盤を聴き比べるだけで、なんともドラマチックでございます。そういう聴き方は軽薄なのかもしれないけど…
グールドさん関連の本を読むと、親密な人も幾人かいたみたいだけど、最終的には音楽に寄り添って生きることを選んだ孤高の人だったようです。
それに引っ張られてか、連載前イメージしてた千弦(←そのときは名前も違った)は、孤独なのが似合いそうなキャラだったのだけど、ネームを作るうちにグールドとは全然違う方向性のひとになったので、小夜と二人で紆余曲折しながら何とかやってくのかな?(やってけるのか…??)と思いながら描いております~。
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